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LiLongjiaEngineer

あらゆる景色を
美しく撮影する
カメラ技術

OPPOの歴史は、カメラ技術の革新に他なりません。
「もっと美しい写真を撮りたい」
そんなシンプル、かつ、根源的なユーザーニーズに応えつづけてきた
私たちOPPOは、カメラフォンブランドとして今もなお、
その進化をつづけています。

あらゆるカメラニーズに応える先端テクノロジー

「セルフィーをより美しく撮りたい」
2010年のSNS流行とともに、最も身近な被写体である自撮りをネット上で共有したいというユーザーが増加しました。
そのニーズに応えるために、OPPOは他社に先駆けて自撮りに画像補正機能を追加。現在はA.I.インテリジェントカメラを搭載するまでに発展しました。
これは、A.I.が膨大なセルフィーデータベースから顔の特徴を取得し、性別、年齢、肌のキメ、肌の色、表情、肌の状態など、複数の要素から自撮りの特徴を分析し、それぞれのユーザーに最適な補正を施す機能です。

「夜景を美しく撮りたい」
時代とともにナイトライフが充実し、暗いところでも綺麗な写真を撮りたいというユーザーが増加しました。
そんな生活スタイルのニーズから開発したのがウルトラナイトモード。ハードウェアだけでは補いきれない夜景の光の明暗やシルエットを復元し、実際に夜景を見た際の感動までをも再現します。

「写真を通じて 自分を表現したい」「貴重な瞬間をクリアに記録に残したい」
スマートフォンのカメラで写真を撮ることが日常生活に溶け込んできている昨今では、見たままの迫力や感動をよりクリアに、よりクリエイティブに再現したいという、高いフォトクオリティが求められるようになりました。
その欲求に応えるために生まれたのが2019年にリリースしたOPPO Reno 10x Zoomに搭載された10倍ハイブリッドズーム。
スマートフォン写真をさらに進化させるために、OPPOのR&Dチームは、これまでも、これからも技術開発に多大な情熱を注ぎます。

Reno 10x Zoomにおけるズーム機能の課題

10倍ハイブリッドズームは、写真愛好家がよりクリエイティブな一枚を撮影するために開発されました。
たとえば、より良いアングルや画角で撮るために撮影者自身が前後に移動しなければならない場合でも、同じ位置にとどまって画角を調整できます。デバイス側でより多くの処理を行うことで、撮影者がストレスなく理想的な写真を撮ることができるのです。

一方、10倍ハイブリッドズームを実現するにあたり最大の課題は、遠距離撮影における画質の劣化と手ぶれでした。

その課題を解決するソリューションとして生み出した手法こそが、トリプルカメラです。
これは、焦点距離が異なる複数のカメラを配し、ズームが焦点距離に達するとレンズが自動的に切り替わり、その後の処理を各カメラのズーム機能に置き換えるという画期的な構造です。

何よりも優先されるのは“美”

今回開発を目指したのは、トリプルカメラを採用した10倍ズーム機能。
2017年の時点で5倍ズームのトリプルカメラの開発に成功していた私たちにとって、これは新しい挑戦でした。

ディレクターの李龙佳は語ります。

「技術的には十分に対応できることを確信していました。その一方、懸念したのは通常の方法で積み重ねた際のトリプルカメラモジュールの15.6mmに達する厚みです。これは、“美しさは何よりも優先される”というOPPOの思想に明らかに適合しなかったのです」

李の言葉通り、ほどなく標準+超広角+望遠という焦点距離が異なる3つのレンズが連携する、16㎜~160㎜の幅広い焦点距離を備えたトリプルカメラの試作品ができあがりました。

15.6mmから6.76mmへ

李の読み通り、開発チームが直面したのは厚みとの闘いでした。

「解決の決め手となったのはこれまでSONYやクアルコムといったパートナー企業とのコラボレーションを通じて培ったチームの知見でした」

試行錯誤の結果、望遠レンズにペリスコープ構造を採用することを決断。
これまで垂直に配置されていたレンズとセンサーを水平に配置したことで、光が光学プリズムを通って屈折できるようになり、3カメラモジュール全体の厚さを6.76 mmに制御することに成功しました。

さらには、独自の「Dカット」テクノロジーによって最大の開口部を実現。
これによって光学サイズを確保しただけでなく、スペースの節約も果たすとともにf 値/3.0を実現しています。

そして、長距離撮影につきまとう本体の揺れによる写真のブレに対しては、望遠撮影用のプリズム光学手ぶれ補正を採用。レンズ全体を動かすのではなく、プリズムの動きによって光路を調整することで手ぶれを解消、補正精度を0.001445°にまで上げることに成功しました。
わずかな揺れでも検出して補正できるので、デバイスを直接手に持ったまま10倍ズームの写真を撮影することができます。

進化し続けるカメラ

こうして4,800万画素のメインレンズ、1,300万画素の望遠レンズ、800万画素の超広角レンズという、
混合3ショットの10倍ハイブリッドズームが完成しました。
超広角と望遠の切り替えを瞬時に行いながら最先端の手ぶれ防止機能を備える李の追い求めたユーザー体験が詰まっています。
Reno 10x Zoomに込めた李のこだわりは、トリプルカメラにはとどまりません。

インカメラには、進化した夜間撮影を実現するウルトラナイトモード 2.0を搭載。顔と背景を個別に処理することで、最適化された肌色トーンエフェクトを再現。よりリアルな写真を撮ることができます。MNFRとHDRを使用することで、ノイズカット機能、手ぶれ補正、卓越した低光量時パフォーマンス、明るい部分から暗い部分への再現可能幅の向上など、一連の複雑なアルゴリズムによって、鮮明な夜間撮影を可能にします。

またポートレートモードでは、従来のRGB色空間とは異なる色相、彩度、明度を利用して、より見た目に近い色を再現します。低光量時は、ソフトウェアライトによって輝度が自動的に追加され、より鮮明かつ自然な肌色トーンを実現します。

「常に美しい世界を追求し続ける消費者にどうしたら満足してもらえるか。いつもそればかり考えています」
作るからには、美しく撮ってもらう機能を徹底的に追い求める。
李、そしてOPPOのカメラ開発チームの挑戦はこれからも続きます。

PROFILE

李龙佳

- Li Longjia -

エンジニア

2011年にOPPO入社。
エンジニアリング部門の生産ラインを担当した後、2012年4月にハードウェアテストのために研究開発部門へ。OPPOの代表機種であるR7、R7PLUS、R11などのプロジェクト全体を管理しながら、見た目の美しさとスマホのパフォーマンスを常に追求し、日々品質の向上を目指しています。